飼い主さん先生!ぽち丸がインターホンで吠えて困ってるんです!どうしたらいいですか?



分かりました。ではインターホンで吠える原因からみていきましょう。
愛犬家のみなさん、インターホンが鳴るたびに愛犬が吠えて困っていませんか?
実は犬のインターホン吠えは改善することができます。
なぜなら、私がこの方法でお客様の愛犬の吠えを直してきたからです。
この記事を読めば
- 犬の習性が分かる
- インターホンで吠える理由が分かる
- インターホンで吠える犬の直し方が分かる
- アイコンタクトが吠え改善にどう役立つか分かる



一緒に見ていきましょー!
なぜインターホンで吠えるのか
そもそも犬はインターホン自体に吠えているわけではありません。
正確にいうと、インターホンの音に対して吠えているのではないのです。
ではなぜ吠えるのか?
インターホンが鳴ると良いことが起きる、と学習しているから。
ここで大前提をひとつ。
犬は「これをすると良いことが起きる」という経験しか学習しません。
吠えることで何らかの「良いこと」が起きているから吠え続けるのです。警察犬から家庭犬まで、この原理はまったく同じです。
インターホンで吠える原因2選
① 来客に対する不安や興奮
犬がインターホンで吠えるようになるまでの流れを見てみましょう。
- インターホンが鳴る
- 誰かが来る
- 怖い・嬉しい(感情の発散として)吠える
これを繰り返すことで、犬は「インターホンが鳴る → 吠える」をセットで学習してしまいます。
② 飼い主が動くことへの不安や興奮
インターホンが鳴ると飼い主が動きますよね。ドアホンに出たり玄関に向かったり。
それに対して興奮して吠えてしまう場合と、「飼い主がいなくなってしまう」という不安から吠えてしまう場合があります。
悪化させる行動
吠えた犬に対して反応してしまうと、吠えはどんどん悪化します。
「もーうるさいよー」「わかったわかった」などの声かけはもちろん、「うるさいっ!」「だまれ!」といった怒りの反応も逆効果です。
褒めるとは、犬が喜ぶことをしてあげることです。
怒って声をかけること・構うことも、犬にとっては「飼い主が反応してくれた=良いこと」として受け取られます。つまり意図せず吠えを強化してしまっているのです。



注意してたのが逆効果だったなんて!



実はそうなんです。しかし重要なのはこれから改善していこうとする意識と行動ですよ!
インターホンで吠える犬の直し方3選
① 無視する
一番シンプルですが時間がかかる方法です。
誰かに協力してもらいインターホンを鳴らしてもらい、犬が吠えても一切反応しません。
顔も見ない、声もかけない。ぼーっとテレビやスマホを見ていてOKです。
重要なのはその後に誰も入ってこないこと。
「結局誰か来るじゃないか」と教えてしまうと効果が薄れます。インターホンを鳴らす係は、そのまま出かけるか別の家に帰れる人にお願いしましょう。
② 行動を変える(アイコンタクト+お座り・伏せ・ハウス)
吠えるという行動を、別の行動に置き換える方法です。ここでアイコンタクトが非常に役立ちます。
手順はこうです。
- インターホンが鳴った瞬間にアイコンタクトを取る
- 目が合ったらお座り・伏せ・ハウスなどをさせる
- できたら犬が喜ぶ褒め方でしっかり褒める
- これを繰り返す
目が合うことで犬は飼い主に集中した状態になり、吠えるという行動を別の行動に切り替えやすくなります。
アイコンタクトの練習はシンプルです。おやつを使って犬の視線を顔に向け、目が合った瞬間に名前を呼んで褒める。これを繰り返すことで、名前を呼ぶだけで目が合うようになります。
「褒める」とはただ声をかけることではありません。犬が本当に喜ぶこと(おやつ・撫でる・声のトーンなど)を使ってこそ行動が強化されます。
③ 叱る
初めに言っておきますが、叱って黙らせるわけではありません。それは暴力や圧力の領域です。
あくまで「叱って正気に戻す」のが目的です。叱って冷静にさせてから、②の方法を行います。
お座り・伏せ以外でも、何か別の行動を挟んで褒められればどんな行動でも構いません。



反応しないこと、吠えを別の行動に変えるように練習していけばいいんですね!やってみます!



しつけは時間がかかるので根気よく続けていきましょう。
まとめ
- 不安や恐怖から吠えるのは犬として当然
- 犬は飼い主が反応するから吠えを覚える=褒めるとは犬が喜ぶことをすること
- 直すためには無視か、アイコンタクトを活用して行動をすり替える
訓練士的には「多少吠えたっていいやんか」って思います^^
しかしコントロールできるようにしておく必要があるのも事実です。
この記事を読んで吠えをコントロールできるキッカケになれたら嬉しいです。



では!




